清帝国装甲艦「鎮遠」〜黄海の龍 第三話「横浜来航」挿絵〜

雑誌「丸」6月号掲載

4月27日発売の戦史・軍事・戦記雑誌 月刊「丸」6月号に掲載されました。「黄海の龍〜アジア最強の戦艦「定遠&「鎮遠」一代記」(新見志郎著)の挿絵です。
今までは鉛筆画&画像処理でしたが、この挿絵は丸ペンを線画として使い画像処理でスミ入れしております。三点透視法なので、かなり苦労しました。また本来このようなイラストは、最低でもA3くらいのサイズで描いて、縮小でやらねばならないのですが、とてもそれをやっていたら掛かりきりで一か月はかかりますので、原寸にむりやり描いております^^;
練習に円柱やら立方体やら大分クロッキーブックを費やしました。
でもいい経験でした。めったにやらないことですしね。

丸 2012年 06月号 [雑誌]

丸 2012年 06月号 [雑誌]

【第三話の概要】
朝鮮半島をめぐるアジアの覇権の行方は定まらず、清帝国は主力艦「定遠」「鎮遠」を含む艦隊を日本の主要港に送り込み、その威勢を砲艦外交で示す。
強大な火力、強固な重装甲、当時としては巨艦とされる定遠級装甲艦をくまなく観察する日本海軍と報道関係者は、己の劣勢な海軍力に大きな不安を感じないわけにはいかなかった。
史実に少ない定遠級のディティールについて詳しく説明し、日本や他国との軍艦の違いなどに言及。知られざるその概要を語る第三話。