清帝国装甲艦「鎮遠」〜黄海の龍 第五話「黄海海戦1」挿絵〜

6月27日発売の戦史・軍事・戦記雑誌 月刊「丸」8月号に掲載されました。

「黄海の龍〜アジア最強の戦艦「定遠&「鎮遠」一代記」(新見志郎著)の挿絵第5回目です。

いよいよ巨大砲艦同士の殴り合い序盤を描いています。

旧来の砲撃戦を意識した横陣形で丁提督率いる清艦隊と、単縦陣と快速で新しい戦法をとる坪井提督の率いる聨合艦隊。その結果はご存じのとおりですが、さまざまな要因から実は日本の勝因には賭博運の良さなども手伝っていたようです。

丸 2012年 08月号 [雑誌]

丸 2012年 08月号 [雑誌]

【第五話の概要】

朝鮮半島をめぐる争いの一つのピークがやってくる。黄海海戦である。
清と日本の両艦隊は全く対照的な戦法をとり、また、少なからず強大な定遠鎮遠を向こうに回して、快速と速射砲という従来に無い戦法で日本艦隊は戦況を有利に。
しかし、その現場では意外なエラーや各艦の思惑が働いて血みどろの戦いへと進んでゆく。

手に汗握る黄海海戦の興奮が始まる第五回。