清帝国装甲艦「鎮遠」〜黄海の龍 第七話「黄海海戦検証」挿絵〜

8月27日発売の戦史・軍事・戦記雑誌 月刊「丸」10月号に掲載されました。

「黄海の龍〜アジア最強の戦艦「定遠&「鎮遠」一代記」(新見志郎著)の挿絵です。

黄海海戦で傷つき、悄然と旅順港へと帰投する定遠鎮遠を描いてみました。旅順港は今も中国の極東における重要な軍港ですが、意外とここの姿を描いているイラストは少ないと思います。
ググると、現在の旅順の様子も画像で出てきますが、なにせ100年以上も前の旅順港が現在と同じわけがないので、新見先生からのある程度のアドバイスをもとに100%想像で描いております。
なんか、元気の無い挿絵だなぁと思って貰えれば、僕の意図を組んでいただけたというわけになりますねw

丸 2012年 10月号 [雑誌]

丸 2012年 10月号 [雑誌]


【第七話の概要】
北洋水師の清・残党艦隊は、旅順港へ帰還、各艦は大きな被害と消耗を受けていた。また、勝利した日本艦隊もそれ相応の損害を受けていた。
それらの被害状態を比較、そして黄海海戦における戦術的・戦法的な検討を、リッサ海戦などとの比較を通じて論じる第7話。