「ふたりのイエスタデイ」

不思議な邂逅

このアルバムは1985年3月のもの。当時は、おそらく耳にはしたけど、このアルバムを買うこともなく特段注意を払わなかった。その後3年ほど前にFMのリクエストで取り上げられたときに、イントロのリフがシンセホルン(おそらく当時最新鋭だったサンプラー(シンクラヴィア?とOBX?のダブ?)が「劇衝撃」!シベリウス5番3楽章のホルンのパッセージだったのだ!アルバム発売当時は、シベリウスは「フィンランディア」と2番交響曲くらいしか知らなかったので、興味を引かなかったのだ。サイケな印象もあまり好みではなかったし。
ということで、二人組の女の子のデュオといえば、t.A.T.u.とかもそうだけど、すごく消費文化的扱いに思えるのが切なく、ストロベリ〓も結成から3年で解散、活動もこのアルバムが発表されて約1年後の86年6月までで、確かにその年の3月に来日もしているとはいえ、日の目を浴びていた期間は僅かな儚いものであった。
TVの朝の某ニュースとかそれでもここ最近とこどこで聞かれるし、やっぱりこの「SINCE YESTERDAY(ふたりのイエスタデイ)」は名曲でっす。あと、「10 JAMES ORR STREET(ジェイムズ・オー・ストリート10番地)」とか「WHO KNOWN WHAT LOVE IS?(愛の疑問)」とかミディアムテンポのバラードはお薦めですけど、どの曲も恍惚っすね。しかも全部彼女たちの作詞作曲。アレンジはプロデューサーたちのものだろうとは思うけど改めて聞いてみればUK生まれらしい深みとコードワークの面白さ、ここ彼処に聞こえるスコッチスナップ良質ポップス。ネタとしては、awake in a muddleさんの記事からたどって、Tommy february6(川瀬智子)EVERYDAY AT THE BUS STOP - はてなキーワード
吉川ひなのI am pink - はてなキーワード
など筆頭に「SINCE YESTERDAY」は結構カヴァーされているようだよ!
グぐると最近再発見の記事が多いようだなぁ。ふぅ〓ん♪

これって、エキストラトラックついているのでいいなぁ。
私が持っているのは、初出発売時のCDなので聴いていない曲があるようだし。
改めて買う必要有り?
ふたりのイエスタディ +9

ふたりのイエスタディ +9