「はやぶさ」の成果が危ない!!
なにぃ!!!!!!!!!!!!
にて、
(以下、宇宙航空研究開発機構JAXAの文章の転載です。に基づき引用いたしました。)
●もう追われる立場に:まるで逆なで...です。
NASA ANNOUNCES DISCOVERY PROGRAM SELECTIONS
(NASA Press RELEASE: 06-342, Oct. 30, ‘06)
- The Origins Spectral Interpretation, Resource Identification and Security
(OSIRIS) mission would survey an asteroid and provide the
first return of asteroid surface material samples to Earth.
概要
探査対象:1999RQ36
打上げ:2011年秋 (はやぶさ-2 と同じ時期)
小惑星到着:2013年2月〜12月(滞在約300日)。地球帰還:2017年
観測機器:2次元スキャンLIDAR, 可視〜赤外カメラ他
試料採取:ロボットアームと微小重力を利用して150g
$1.2 million to concept studies. Mission for less than $425 million.
わぁっ!4倍ってちょ、ちょっとまてぇ!
●はやぶさの成果もまた盗られてしまうのでしょうか。
先手をとられたとは、打たれてはじめてわかるもの。すぐれた企画とは、
先手をうつこと。はやぶさ-2 ができないと、せっかく日本が先手を打っていながら、
先行される可能性。残念ながら、内示される来概算で通る可能性は
高くないと言われている。なんとか、声をあげたいところ。応援もほしいです。
はやぶさー2、断固やるべし!
税金はこういう事に使うためにちゃんと
「おしはらいしているんだぜ!」
日本人の矜持を見せてやれ!
●アメリカの最近の動き
OSIRISミッションの検討開始(Phase A)
2011年打ち上げで、C型の小惑星1999RQ36へのサンプルリターンを
行う構想です。
2013年に小惑星到着で、地球帰還は2017年の予定です。
「はやぶさ2」とほぼ同じことを目指すミッションです。
「はやぶさ2」が2007年に開始できないと、OSIRIS が最終選抜された
時点では、追いつけません。
絶対間にあわねーーーーーーー!
有人小惑星探査についての言及
地球軌道に接近するタイプの小惑星に人類を送る構想が発表されました。
人間が小惑星まで行くことは、無人探査機より多くの科学探査が行える
だけでなく、有人で火星やそれ以遠に行くための準備ともなるものです。
ふむふむ。
で、ここからが問題だ。
●アメリカとの関係
日本がNASAのOSIRISに参加することは、日本が持つ有利性や独自性を
放棄することを意味しており、日本にとって益がないばかりか、惑星探査に
おいて大きな損失につながるものです。逆に、日本が「はやぶさ2」を実施し、そこにNASAを参加させれば、日本の
先進性を維持しながら、惑星探査分野における国益を維持することがで
きます。アメリカが有人小惑星探査を提案してくると、サンプル採取については、
無人探査機の比ではなくなりますが、事前の詳細な調査なしに有人探査が
行えるとは思えないところです。人類が到達できそうな小惑星を日本が先行
して探査をしておくことは、将来に有人小惑星探査が行われる場合におい
ても、日本の優位性を確保しておくことにつながります。
ここんところが最重要でわないか!
放っておいたら、あの「はやぶさ」を陰に日向に応援していったみんなが割を食うことになるんだぜ。
おい、阿倍総理くん!
ちょっと、関心持っているんだろな!
●その他
科学教育としての意義
「はやぶさ」では、一般社会でも大きな関心を持たれ、教育やパブリック・
アウトリーチなど様々な場でミッションやその成果の紹介が行われました。「はやぶさ2」で、これをさらに組織的に進めてることで、子供たちの科学
への関心を高めたり、国民の科学的レベルを上げることにより積極的
貢献できます。「はやぶさ2」によって得られた成果を世界に発信することで、日本という
国の文化や教育レベルを世界に示すことができ、世界の科学教育でも
指導的な立場に立つことができるようになるわけです。
応援してください、「はやぶさ2」。「はやぶさ」の成果があぶない。
私たちがどこまで声を上げてやるかに掛かっているんだ。
はやぶさよ!そしてはやぶさ2世よ!ガンガレ!
JAXAガンガレ!
なにかしたいなぁ。。。。