#2 タイに行きタイ

積年の想いも改にこうして無事チケットを手配、仕事の調整も完了。さぁ、皆さんここで何が待ち受けていると想いますか?



同居人への説明。



これがやっかい。トンブリーもメークォンも全然あれだ、この憧れはやつらにゃ理解できないだろなぁw
仕方がないので3日前に「ちょっとタイに行ってくる」*1と告げて、あっさり出かけてしまうことにした。おいイイノカ。
しかし、ここで想わぬ落とし穴。
当日は近所に住んでいる我が父君が最寄りの成田行きバスの停留所へ送ってくれることになっていた。時間は早朝5:06発。我が家からだと30分前には出かけねば心配だな。そこで朝早いと同居人もアレコレ大変だろうと*2と早起きの得意な人間にお願いするように配慮したのだけど、これが徒になっちまった。
朝3時起床し準備、4時半には玄関に出て送りの車を待つが、待てど暮らせど「来ない」Σ (゚Д゚;)
どうした?日頃年寄りは朝早いと豪語していたのに!!
携帯も自宅も留守電で繋がらん。これは、これはヒジョーにまずい!!
4時40分を回ってしまったので、父君の送迎は断念、同居人に「平謝り」して起きてもらい、50分に出発。
急ぎの時に他人の運転は気持ちが晴れないので、自分が運転する。ただ道中は極めて不機嫌な同居人。私は密かに想った。
「おいおい、遠くに出かけるんだからもう少し愛想良くして暮れよ」(いやそれ違うだろ)
こうしてなんとか停留所に滑り込みセーフ。若干遅れているらしく、案外なんとかなるもんだ。同居人は相変わらずぶすっとして車の運転を代わってさっさと行ってしまった。。。。。orz

さておき、到着したバスに乗り込み一路成田へ。
ずっとワクワクでタイのガイドブックを一生懸命読みふける。すると今頃になって父君より電話。寝坊したとの謝罪を受けるが、まぁ、なんとかなったのだから特に許してやらうw

成田が近づいてくる。時間は8時前、たくさんのバスやトラック、乗用車がゲートにツッコミあいをしている。警備員が目を光らしているのでそこそこ緊張した雰囲気だ。成田は最近成田エクスプレスが多かったので、車できたのは思い切り久しぶり。何を見ても新鮮。
これから乗る飛行機はシンガポール航空なのでターミナルは第1。
玄関に到着するとまずはHISのカウンター。チケットの予約表を見せてチケットゲット。これを同じフロアのシンガポール航空のカウンターへ持って行き、早速チェックインだ!飛行機は9時25分発なのでたっぷり時間はあるけど、せっかくだから飛行場を探検としゃれこむ。大体慣れないのでトラブルもありそうだし、早めに越したことはない。受付のおねーさんに座席希望を聞かれて、即座に「窓際」と返答。笑っておねーさんはカチカチと入力はじめて数十秒、搭乗券をくれる。手荷物はカメラバッグをそっくり納めたリュックサック。着替えなどはトランクなので預けてしまう。中には友人に手みやげの焼酎やせんべいが入っていた。せんべいはタイ人に上げるつもりだが、食べてくれるかな。
次いで手荷物検査へ。こんなこともあろうかとベルトを外せばほぼ大丈夫なように整えてきたので、すんなり出られる。
そして出国審査。これは以前韓国へ仕事で出かけた時、韓国人と間違われてけっこうきつめに調べられたトラウマがあって*3、ちょっと緊張。でも今回はすんなり通過。いよいよコチラ側は外国wもう行った気になる。
飛行機発着は南ウィングのD41番。遠いよ^^;でも途中沢山の飛行機が見られたので非常に満足する。時間はたっぷり余裕があったので、じっくりとふらふらできました。おお、窓越しに見えるあの双発の機体が俺の乗る飛行機かぁ!B777である。でっかい767といった感じ。
あれこれ遊んでいると時間が。出発ゲートでパスポートと搭乗券のチェック、そのまま搭乗口へ、そして飛行機へと乗り込んだのだった。

シンガポール航空のSDは民族衣装風で新鮮。しかし、なにやら雰囲気的に日本語が片言。おりょ、こういうものなのかぁと思いこみ、それはそれで乙だから不安もなく乗り込む。
ファースト・ビジネスシートエリアを突き抜けてエコノミーエリアへ。自分の席を確認47H、主翼よりほどよく後ろの機体右舷の窓際だった。手荷物は例のごとく天井のハッチへ格納し、席の上を見ると枕のようなクッションと膝掛けがおいてあるので、クッションはシートの腰の当たる場所に入れて膝掛けを拡げてみる。一応念のため上着のジャンパーは機内では着ていることにする。向こうでは熱いから無用だろうが、高空に出るとさすがに寒いはずだから。後述するが、1万2千メートルにも達すると氷点下60度くらいなのだ。
777のシートは767に比べてECでも幅が少し広く足下にも余裕が有る気がする。おしぼりが出て、シートベルト締めてようやくフライト準備OK.エンジンの音が次第にうるさくなり、ぼんやり注意事項のビデオを座席のモニターで見ていると、いつのまにやら飛行機は動き出して滑走路へ出て行く。デジカメで写真を撮っているうちに、ちょっと興奮!さぁ、スタートラインに着いたぞ、777は今身構えている。エンジン音はどんどん高鳴り遂に走り出した!ゆけ〜777!
轟音の響く内に機体は大きく斜めになって、翼の向こうに地面が離れて行く。そしてどんどん、どんどん飛行機は大空へと飛翔する。

「嗚呼、恍惚!」

かくて、fismjarは大空へ舞う人となったのだったw

*1:もちろん近所のコンビニに行くようなノリでw

*2:ホントは目くらましw

*3:そんなに韓国人に似ていたのかなぁ