タクシーはぐんぐんスピードを上げてターミナルを後に空港のゲートも通過、ってそしたら何か様子がおかしい。
で、運転手がなにやら喚いているのだ。で、無視していると突如車を道路脇に寄せて停まる。
「前金で800バーツ寄こせ」と言っているように聞こえるので、「あ゛ぁ==???」
キタ━(゚∀゚)━!!
こんにゃろ〜、達悪い運転手だった!!
こちらも負けずに「空港の待合いで案内人は400バーツって言っていたぜ?!」と怒鳴る。
「イヤイイヤダメダメ!ハイウェーのる、100バーツOK!プラスバンコク600バーツOK?700バーツOK」
はぁ?ぁ、テメーさっき800って言ってたじゃね〜か?
「お前の日本語も英語もわかんらん、電話する。」
脅かしに携帯電話を取り出して、さも通報するように見せかける。
するとまたタクシーは発進?!ぇ〜???どんだけ〜w
これはキいたかなぁ〜と思いきや、あれ?またスピード落として路肩へ寄せはじめる?
「ハイウェーノル100!バンコク700バーツOK」
「だめだめ400!」
「のーのー!」
これをそこで10分はやったな。この野郎てこでも動かないつもりだ。
ここは高速道路見たいなところで自分も危険を感じる。
なにせ、何を言っても全然だめだ。しゃーないな、ここはこうするしかないか^^;とほほ
「わかったよ、じゃ、全部で600バーツでOKだ!」
しかし、これで食い下がる奴じゃなかった。
頭きたので、デカイ声で笑いながら「この野郎この野郎!」って思い切りドツく!!
で5分ほど、じゃれ合っていたら、ようやく運転手も「OK,OK、600バーツOK」と言ってキタだよ。やれやれ。
それにしてものっけから白タクもどきのひでー野郎にひっかかっちまった。
前金で600を渡して悔しさにもう一度運転手をどついたったら、満面の得意顔でOKOKって。くぅ、憎めん。
結局、それで解決してそれからはものすごいスピードで高速道路を飛ばす飛ばす。
道路は空いていたので、40分くらいでバンコク中心に着いた。
「着いたよ、ここだ!」
運転手は指を指し示す方を見ると確かにSTなんたらと書いてある様子。
こっちは早く降りたい気分だったし、さっさと降車して荷物をもらい、もう一度運転手を3回ほど「こんちくしょう!」と笑いながらどついてやった。
相手も少しは気がひけてるのか、さっさと車を発進させて街へ消えて行った。
で、さて、Kくんのオフィスは何処と、地図を拡げて探すが、?????。おかしい?ここの道路の形は、BTS*1チットロム駅周辺と違〜ウ。
ふらふら歩いて近くにいる人に尋ねてみると、
やられましたよ、旦那wwww
なんと、一個手前の駅に降ろされてしまったのだ!!! (_´Д`) ノ
まいったね!200バーツ値切ったらこうかよw
これこそまさしく、
「孔明の罠」って奴ですなw
怒るより、カモラレタことが面白おかしくて、かえって元気が付きました^^ノ
気を取り直して、その駅からBTSに乗り込みチットロム駅へ移動。ちょっと迷いましたが、無事、Kくんのオフィスにたどり着いたのだった。
めでたしめでたし<って、まだ終わってないジャン。