#6 BTS > 定期船

 K君のオフィスで無事再会を喜び合ったのち、早速日本からのおみやげのせんべい類をひっぱりだして、その場のスタッフさんに配ってもらう。片言でも「ありがとう」と言われれば持ってきたかいはあるモンだ。皆感じがよい人ばかりだった。
タクシーには一杯食わされた事をK君に話すと、大笑いされた。そのようなケースを彼は経験したことがないという。とにかく、乗り込む前に料金メーターであることを確認して、行き先を交渉、乗ったらメーターをスタートさせているかどうかを確認し、行っていない場合は、強く指摘しなければダメだと言うことだった。これを教訓に、この後の旅路で、このようなドジは踏まなかった。
 K君の仕事時間も終業になったので、我々は2人でオフィスを出てとりあえず宿へ向かう。再び、BTSに乗って、乗り換え含めて25分位の宿へ荷物を置き、寛ぐまもなく夜の街へ繰り出した。
 バンコクは例のクーデターがあった割りには、今は全然、通常状態で治安も良い。もちろんどんな所でも日本だって例外なく危険はあるから、警戒心だけは持っていなければならないだろうが。
 夜のバンコクは、まぁ、色々在りました。


 ここでは書きませんが。


さて、たらふくタイの美味しいモノを喰ったり酒を呑んで、あれしてこれして、とりあえず訪タイ第1日目は無事終わり。

宿に戻って、K君のアドバイスを受けつつ、今回の予定を再検討。

2日目 チャオプラヤー川で遡上しワット・アルンを中心に王宮近くの寺院巡り。船で探検。
3日目 ツアーに申し込んで、アユタヤ遺跡を巡る。
4日目 K君の友人(タイ人)にかねてよりお願いしている海軍博物館、トンブリー、メークォンを見学
5日目 ジム・トンプソン博物館やサンデーマーケットなどセイアム近辺見学
6日目 予備日 つつがなく予定消化できていれば、王宮見学。のち深夜便で帰国。
7日目 早朝 成田

さぁ、上手く回れるかなぁw

ooooooooooooooooo

翌朝、起きたのは9時近かった。しまった、呑みすぎたか、ちょっと寝過ぎた。
とりあえず支度をして、重い一眼レフを担いで宿を飛び出す。K君は仕事なので、今日、明日は単独行動だ。言葉も分からんけどまぁ、何とかなるだろうと、いつもの通り探検者になったつもりで、お気楽な緊張感。これがバックパッカーの楽しいところ。
まずは、宿のあるスラサックからBTSで一駅先のサバーン・タクシン駅へ。ここはタイの中央を流れる大河チャオプラヤー川の船着き場がある。

船着き場は、駅のプラットホームを降りて階下にあった。タイ人の他沢山の観光客も一杯だ。とりあえず案内所と思しき場所へ行き、船に乗って7km弱ほど上流のター・ティアン船着き場まで往きたい旨を言う。一日乗り放題の券もあるが、120バーツである。何処までも一律15や20バーツの普通乗船券のほうが全くお得なので、なんだかんだと適当英語で応酬しつつ、急行便の乗船券を買う。

船は色々ある。定期船、渡し船、水上タクシー、観光船、ホテルのクルーザーなどなど。もう、船好きにはたまりません。 (;´Д`)
定期船は 3種類。それはそれぞれ色別の旗で示される。

無印:各駅停車 9/11/13バーツ
オレンジ:急行 15バーツ
イエロー:特急 20/27バーツ
ブルー:超特急?22/32バーツ
グリーン&イエロー:遠距離特急 12/18/50バーツ

こんな具合になっている。

実は、この水上交通はタイの重要な移動手段で、車の渋滞が激しいバンコクでは上手く使えば安上がり且つストレスのない移動手段となるのだ。
しかも、船好きにはたまらない、川を行き交う船を一杯見られた。
オレンジ船は今少し待たないと来ない。
しばし、船着き場の桟橋で行き交うカラフルで楽しい、しかも凄く危なげなw操船のタイの船船を見物することにした。




この旅は本当に良い旅になりそうだ。。。。