やっぱりこれもBGMにしたいもの!
第一番のわかりやすさ、それは、メロディーの力に負うところが大きいが、でも精神的な深みからすると、この2番のほうがかなり深いです。強く主張するのではなく、ただ重厚なオーケストレーションに埋もれたエルガーの「希望と栄光の国」への深い敬愛・憧憬・プライドそしてどこかほの暗い嘆きの表情、さらに全てを受け入れるがごとく消え入る終楽章の熱い想い出を愛おしむがごとくの思索。
決して万人受けはしないであろうけど、この曲の素晴らしさは有る意味、シベリウスにも似た「共感する(できる)心」を持てたとき、体の底から深い感動をもたらしてくれるものだと信じます。
英国系のクラシックは、できればその歴史的背景とか有る程度理解している方が他の民族の音楽より理解が深まるような気がするなぁ〓。。
更に言うなら、この曲はエルガーの「英雄の生涯」という感じもするデス。
- アーティスト: エルガー,アンドレ・プレヴィン,ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,ロンドン交響楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサルクラシック
- 発売日: 1996/08/25
- メディア: CD
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