主砲詳細図

「伊吹」型の謎の一つが解明!

「伊吹型」の主砲は、超重高角砲といえるもの。
67cmという巨砲を支えるための従来にない新機軸の砲塔システムである。

注意! サイズ3457*2243 451KB なり
特に揚弾システムは特徴的で砲身を天頂方向へ俯仰した状態で装弾装薬を行う。これにより砲塔を小さく纏めることが出来る上、装填時間も短縮、発射弾数向上と相まって対空砲としての性能を維持しつつ、重量軽減を行っている。
長時間に渡る砲戦を想定せず、比較的短時間に迎撃し直ちに避退することを目的としているため、積載砲弾数はわずか1砲門90発にしかすぎず、そのため給弾室などは比較的コンパクトに纏められている。
もう一つの超広角対空測距儀は、視線長15.1mで日本光学製。射撃指揮所の対空射撃専用指揮予測計算機による高速の飛行体に対応した従来にない射撃コントロールシステムである。通常は艦橋下部の中央射撃指揮所による連携砲撃であるが、各砲塔は独立した射撃指揮装置として機能するだけではなく、中央射撃指揮所がダメージを受けたときは、各砲塔の一つが代わりに全砲塔を指揮できるようになっている。

※2月15日 追記トラックバック忘れた。。(^^;;
USO08000規格に準拠した文書 - HMS Wren’s LogBook