マリア様がみてる「大きな扉 小さな鍵」今野緒雪
カナリ濃い、巻だ!
【ネタばれ注意!】
もはや祐巳と瞳子の姉妹は決定的で、後は瞳子がどう自分自身を解放し祐巳と和解して行くかが全てとなるのか。。
祐巳の精神的成長は著しく、しかもやることが蓉子・祥子両姉にようく似てきているのも著者は意識しているなぁ。
白薔薇さんは、もう、素晴らしいです、言うこと有りません!やっぱり志摩子と乃梨子は最高コンビですな!^^
由乃だけちょっとコケティッシュな道化役で、そこのギャップはいささか「?」なのと、瞳子の「おしっこ」はやっぱりトホホな表現なのでやめてほしかったのですが、まぁ、しかたないのか、こうすることで読者と等身大に見せることでが、非現実的な世界になりがちな百合話を地に足着いたものにしている効果は否めないから。。。
総じて、相変わらず面白くてヨイヨイ恍惚!
マリア様がみてる 大きな扉 小さな鍵 (マリア様がみてるシリーズ) (コバルト文庫)
- 作者: 今野緒雪,ひびき玲音
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/10/03
- メディア: 文庫
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でも表紙はやっぱりイマイチすきくない。。。。ウーーーム