2006-12-25 第9篇 不屈の氷川丸 絵 氷川丸 氷川丸譚詩 ※クリックして拡大872*600 134KB 私は働かなくてはならない ピストンロッドがへし折れるとも 私は運ばねばならない 鋼板が錆だらけになって赤く染まるとも 私は進まねばならない キールがきしみフレームが歪むとも どんなにやつれて汚らしくなっても 人々を乗せて 必死に生きるための物資を載せて 私は縦横に壊れ果てるまで 往く