待望していた外航への復帰
あの美しい太平洋を
再びどこまでも進める日が来た
ボロボロだった心臓は今や新たな鼓動で私の胸を高鳴らせる
あまり好きではなかった番号の書き込みは消え
大好きな白地に赤いリボンが 私を飾る
やがて許されなかった旗も 日の丸へと変わっていった
私は どこまでも往けた
どこまでも
どこまでも
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時の流れはいつか私を蝕んで
荒波を超えるには既に老いていた
北太平洋航路のあの険しくもやりがいのある航海
誰もが忌み嫌うであろう時化と冷たさは
いつか私には大好きな友であったのに
友とすさぶことはもう思うようではなくなってしまった。。。。。