#27 前檣の製作(改)

これがネックだったのだった。

さぁ、意欲復活!
まずは、前檣の考察から。
じつは、前回までこのような形になっていた、クロスツリー。

この形は、コンブリックのパーツもホワイトエンサインのエッチングの説明も、このようになっていたので鵜呑みでそのまま組んだわけだけど、どうも写真と合致しない部分があるのだ。

この写真はよく見かける竣工時のものをクロスツリー関係のリギングから各部へのヤード配置をたどってみたもの。
これを元に下から見上げた形に三脚檣トップの状態を模式図にしてみると

という感じになっているようである。
また、昨日○6月号で発表されたタイガーの前檣の写真を併せて見てみると、こんな感じになっている様子。。

信号灯の付いている真ん中のヤードがうっすらと見えるのをスケッチしてみたが、それと併せて前向きのクロスツリーの角度が先日作成の模型パーツより浅くなっている。更に1916年と言われるロサイスでの写真のスケッチ。

御覧の通り、前向きの斜めヤードは左舷のみが見えていて右舷は全く見えていない。この角度を何度も模型を検証したけれど、そのままだと右ヤードもしっかり見えてしまう。
以上のことから、前述した模式図に基づいてトップを改正してみた。


1915撮影とされる煙突にシマシマ模様の写真を見るとトップはプラットフォームを追加し、低い囲いを設けて居るのが分かるので、このようにホワイトエンサインのHんぐから囲いの部品を使用した。

射撃指揮装置の周囲は手摺が回っているので追加、それとトップから直ぐしたに小さなプラットフォームが付いているのも、追加。
艦橋周りの探照灯がは、ちょっと考察中。。。
ちなみに、ジャットランド海戦時は、2連式探照灯であったようです。1916年暮の写真で確認。
で、お楽しみの仮組。

ついでに落書き!!