第3番 ホ長調

またしても第2楽章で恍惚!もう何回でも聞き返しちゃう。。。また恍惚

識者によればアルヴェーンの交響曲は第2番とかが良作とのことだが、わたしは1,2,3と聴いた限り3番が好き。特に2楽章コーラングレの素朴かつ伸びやかな「ロンドンデリーの歌」みたいな息の長い優しいメロディー、はまりまひた。。。ロマンティックでメランコリックでリリックで。CDすり減るまで聴いちゃいます。って、アナログ盤じゃないよ!
他の楽章も明るく開放感があり、何でも作曲者は当時恋人とイタリア旅行したらしく確かに交響曲1及び2番にくらべて、『イタリヤ』っぽいのかもしれませんね。
1楽章はのっけからワルツで幸せいっぱい!続く第2主題も経過部もランランステップ♪2楽章は前述したとおり安らぎ感たっぷり!3楽章はコケティッシュな軽やかなスケルツォでめまぐるしいオーケストレーション変化が素晴らしい!フィナーレは、ちょっとオフェンバックとか想わせる下手をすると通俗っぽいって言われそうなこれまた幸せいっぱいな楽想ですが、ところどころ暗さも持ち合わせていて忘れた頃に「ああ、アルヴェーンなんだっけ?」と。。。辛口に言うと3番をあまり評価しない方は、このフィナーレがアルヴェーンらしくないと感じるのかな。
でも、fismajarは恍惚できればよいので、この曲の2楽章の評価でベストと叫んじゃうのであった。

演奏も録音も耳の肥えた人は満足しないかも知れんが、私はこれで十分満足!
例の2楽章もメロディーの終わりでアンサンブルがカスケード状態(あんたらポールモーリアかい?)になるけど、それがなんかもう愛おしくもエロティック!之ってスコアもこんな表記になってるのかな?以前から探しているけど見つからないンだこのスコア。。。
それにしてもナクソスって安いから満足ね
NAXOSレーベル
アルヴェーン
Hugo ALFVEN
ダラ狂詩曲Op.47(スウェーデン狂詩曲第3番)/岩礁の伝説Op.20/交響曲第3番Op.23
ニクラス・ヴィレン指揮/ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団 
(これってはまぞうさんヴィレンのCDと同じかも。)