組曲「フロス・カンピ(野の花)」

不思議な音世界だ。。。

合唱(ヴォカリーズ)とオーケストラで自由な形式の組曲で、中間でヴィオラが、大活躍。5番交響曲の主題が見え隠れ。グレゴリア聖歌のような複調を用いて、どこかエキゾチックで神秘的。ライナーノートによれば、聖書の「ソロモンの雅歌」を用いている6つの幻想曲。これも祈りと愛の音楽といことか。作曲時期が交響曲3番に続いており、幻想度はどっこいどっこいで「揚げひばり」などにも通じる、ヴィオラの響きが恍惚です。
合唱も神秘的で恍惚です。隠れた名曲じゃないかなぁ!