諜報員は詳細不明であった新型防空艦のアウトラインをようやく掴んだのだ


英軍諜報機関より米軍へ伝わったとされる「伊吹」級の識別用チャート作成用スケッチ。
かなり正確にその形状を掴んでおり、水線下形状の特徴なども言及している。
USO08000規格に準拠した文書 - HMS Wren’s LogBookに更に詳しい。
なおこのチャートの欄外には「About the same type warship、There is unconfirmed information that there are more than one.」とあるのが興味深い

艦船研究家「富山荒夫」氏による「伊吹」級の研究のようすを取材した画像が
「世界の船艦」12月号に掲載されたので、ウプしておきます。

氏のコメントの抜粋。
「伊吹は軽巡最上型の防空型への発展形を模索した結果たどり着いた究極の防空艦でありました。如何に超大型の砲塔を備え上構をコンパクトにするか船としての安定性を可能な限り技術的解決を図っていたことに大変な設計労力が、かかっていたと断言できます。。。。」

なるほどなるほど復元性など相当クリアしなければならないことが多かったようですな。