唸らされました♪
id:SleepyEnsignさんで知りましたが、こんな可愛らしいシンセ音源が発売されたんですね。^^
クリプトン | VOCALOID2 - キャラクター・ボーカル・シリーズ
「キャラクター・ボーカル・シリーズ」(CVシリーズ)とは、魅力的な声のキャラクターを持つ"声優さん"をフィーチャーした、表現力豊かな日本人バーチャル・ボーカリストのシリーズです。2007年末以降、続々とラインナップ追加予定!!
で、こんな動画も紹介されていたので引用。(それにしてもナゼにネギを振り回しているのかしらん)
サンプリングボイスを単に音程つけるだけでは、歌にならないので、YAMAHAが周波数ドメイン歌唱アーティキュレーション接続法っちゅーのを開発してみたのが、ここまで発達したわけで。
404 Not Found
PCM音源をリアルタイムでコントロールすること自体*1は、ぜんぜん新しい技術ではないけど、ニュアンスを自然に繋げることが歌=言葉の場合、なかなか大変でいわゆるロボットしゃべりになっていた。
それをこんな形で
http://www.vocaloid.com/jp/images/feat_img01.gif
膨大な声データを補間するわけですね。これは、技術的にはそんな難しいテクじゃなくて、古くはフェアライトIIもしくはシンクラヴィア時代からミュージシャン側、RCエンジニア側でチャレンジしていたわけですが。
そういう黎明期の合成歌声の参考になるのは坂本龍一のこのアルバム。
- アーティスト: 坂本龍一
- 出版社/メーカー: ミディ
- 発売日: 1993/09/21
- メディア: CD
- 購入: 3人 クリック: 35回
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9曲目の「Parolibre」は声こそ「UH,AH」だけどたしかフェアライトIIで作った合成女声ソプラノで大変美しい。リアルでしかしどこか人工的な美しさを持っていて驚愕しましたっけ。
当時は苦労して作っていたわけですね。時代だな。w
それにしてもアニメ声っぽいこういう売り出し方はウマー( ゚Д゚)
値段も安いんじゃないかな。
メーカーさんのデモを聞いてみましたが、2曲目が良かった。
クリプトン | VOCALOID2 - キャラクター・ボーカル・シリーズ
ちょっと、ところどころ音程が下がり気味に聞こえるのは、調整すればよいのだろうが、イントネーションに音程が入り込んでいる場合もあるのでチューニングはあっていても音痴になってしまう場合があるのかなと愚考。
シリーズはあと2名追加されるようです。
ちょっと食指が動きそう!!
VOCALOID2 キャラクターボーカルシリーズ01 初音ミク HATSUNE MIKU
- 出版社/メーカー: クリプトン・フューチャー・メディア
- 発売日: 2007/08/31
- メディア: CD-ROM
- 購入: 30人 クリック: 4,633回
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追記:
ちょーーーーーーーーーーwww
グラディウスかよ!わんカップ?*2
よ、もものけひめだわ!
これも良いですね♪
と、こんな記事はけーん。
声優ニュース.com - 話題沸騰の「VOCALOID2 初音ミク」の開発元クリプトンに質問してみた
以下、記事を引用。
(記者:以下記)「初音ミク」は現在 amazon のPCソフトウェアランキングで連日上位にランクインしたり、都内の量販店では軒並み売り切れたりなどたいへん好調ですが、このような事態は予想していましたか?
(クリプトン様:以下ク)まさかこんなに凄い反響がよせられるとは思っていませんでした。大変多くの人達に、バーチャル歌手(音声合成ソフト)の存在に興味を持って頂けた事や、歌声に触れて頂き、また決して少なくない方々にお買い上げ頂けた事が、本当に夢のようです。
ふむ。それにしてもそういうソフトが売れる世相が非常に興味深いなぁ。。。
たしかにDTMは女性とこらぼるのが大変だから(だって大抵のそんなことやっている輩は彼女居ないと想うし^^;)
時間は案外無いし、リアルの女の子は「気まぐれ」で苦労するしw
それとやはり言葉と音楽の統合芸術は、無敵だから、皆、自由に扱えるこういうソフトを望んでいたでしょうし。
確かに漏れも欲しいww
(記)人気爆発の秘訣を教えてください。
(ク)ブームの起爆剤は、発売と同時にお買い上げ頂いたコア・ユーザーが、勢いとアイディア(ユーモア)に満ち溢れたコンテンツを競って制作され、「ニコニコ動画」に投稿/配信してくださった事ですね。また、その動画をご覧になった方々の反響が大きかったのが要因だと思います。このソフトは一般的なゲーム性はなく音楽制作用なので、本来はこのように人気が爆発する事はまず無いのですが、「ニコニコ動画」によって音声合成ソフトの未知の可能性が引き出されているなと実感しております。本当にありがたい事です。
ここでも動画共有の凄さが如実に!
音楽で何かを作ろうとするとき、壁になるのが、「イマジネーション」だと想うので、こういうアニメ声のようなキャラクターに感情移入できるような形態だと やっぱりやりたいことがキャラクターに併せて見えてくるんでしょうね。^^
音楽理論丸出しの今までのDTM、DWMでは無い 単純明快なこのイマジネーションの展開模様が 確かに「彼女で何かをやってやろう」とする気持ちを立たせてくれますね。
(記)全体を通してのコンセプトなどはありますか?
(ク)本作「初音ミク」は、キャラクターボイスシリーズの第1弾なのですが、3部作的にアイドルシンガーをリリースし、平行して、色々な声のキャラクターを持ったシンガーをラインナップしていきます。アイドルグループが歌うようなシチュエーションにも対応出来るようにする予定です。
ん、アイドルグループ?!
これはまた面白いなぁ。。
(記)「初音ミク」は以前のソフトとどのあたりが違いますか?
(ク)以前のソフトは割とオーソドックスな声質で、童謡からフォーク、ポップスが得意な万能タイプのシンガーらしいシンガーです。今回との大きな違いは、よりリアルで聞き取りやすい歌声になった事に加え、人間には敵わない部分がある事を分析し、逆に「つたなさ」や「機械っぽさ」も可愛らしく思えるような女の子のアイドル・シンガーを目指しました。
「つなたさ」「機械っぽさ」が可愛いというのはいわゆる
擬人化
ですか?ちがいますか。そうですかw
(記)「初音ミク」の名前の由来を教えてください。
(ク)初音ミクの"ミク"は漢字にすると、未来。「まだ見ぬ未来が、やって来る」という意味を持っています。それに苗字の"初音"を合わせて、「初めての音(歌声)がやって来る」という名前を付けました。友人の子供の名前でもあります。
ネーミングを見て結構自分もいい名前だなぁって想いましたよ。^^
(記)プロフィールに年齢「16歳」、得意ジャンル「アイドルポップス/ダンス系ポップス」等が書かれていますが、他に公表されていない設定で、なにか教えていただける情報はありませんか?(職業等)
(ク)本作の衣服や機械部分のデザインのモチーフに、Vocaloid 2ソフトウェアの開発元である、ヤマハ株式会社の代表的な製品で、1980年代に一世を風靡したFMシンセサイザー(DX音源シリーズ)を引用しております。この音源技術は現在の携帯電話に応用されており、皆さん毎日何回も耳にするサウンドだと思います。
http://www.yamaha.co.jp/design/products/1980/dx7/
初音ミクも一時代を築いて欲しいという願いを込めて、ヤマハの担当者の方を説得してお願いいたしました。個人的に、未来のヤマハがこのようなアンドロイドを制作する日を夢想しております。
なに?なに?
DX7ですと!?
うは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
名機でした。自分はDX7IIFDをメインキーボードにしてました。
本当に良い機種でしたね。
(記)声優の藤田咲さんを起用したポイントを教えてください。
(ク)今回、沢山のボイスサンプルを聞いた上で、藤田咲さんのボイスがVocaloid 2と相性が良い"透明感のある綺麗な声質"であり、声そのものが、誰が聞いても"可愛らしい"事から決断しました。あと適度に、個性的で耳に残る声ですね。あっさり過ぎる声でもインパクトに欠けると思っていましたので。藤田さんのおかげで、過去の音声合成ソフトウェアで多く耳にした、音声ガイド的で、没個性的なボイスではなく、可愛らしくインパクトの有るボイスを実現できたと考えております。
なるほど。
でも、あんまり手垢に染まっていない方?であるのも重要だったんでしょうね。
#自分は知らない方でした。。。
(記)音声の収録はどのように行うのですか?
(ク)日本語の全ての音声パターン(母音/子音)と、母音から子音のつながりを録音するため、呪文のような歌を、複数の音の高さのパターンで録音しました。その後、録音された音声データを分解し、Vocaloid 2 ライブラリ制作用の開発ツールに流し込んで作り込みました。
時間かかっているでしょうね。
このサンプリングが大変なんだなぁ。リアナライズも時間がかかりそうだし。
お疲れ様です。
(記)出力された音声がとてもリアルで驚いたのですが、(将来的な話で)今後もっと性能・機能が上がる可能性はありますか?
(ク)もちろん、ソフトウェア面で更なるバージョンアップや機能追加などを行っていく予定があります。また、ライブラリの面でも日本語と英語両方が歌えるシンガーや、いくつかの歌い方のパターンを収録したものも企画したいと思います。
できれば、話し言葉も可能なように出来ると神なんですがね。
(記)シリーズの第二弾が12月発売とのことですが、キャラクターで関連性などはありますか?(姉妹・友達など)
(ク)う〜ん、開発/製造した研究所が一緒な事だけは間違いないです(笑)。キャラクター設定によってユーザーのイメージを下手に限定せず、七色に染められる魅力的なバーチャル・シンガー(アンドロイド)を作って行きたいと思います。
頑張って素晴らしいものを作ってくださいませ!
(記)第二弾、第三弾の声優さんはいつごろ発表になりますか?もしよかったら読者にこっそり教えてください。
(ク)第二弾は11月上旬の発表を予定しております。若手の声優さんです。また、10月上旬には第三弾も録音する予定となっており、できるだけ早く制作開始したいと思います。
ということは、年内に全て出揃うことになるんですね。
そうか。。。。ふむ。
(記)(特集サイトではよくわからなかったので教えていただきたいのですが、)著作権の扱いについて教えてください。VOCALOID2で生成した音声データを同人ソフトに組み込んで利用したりはできますか?また、生成した音声データを販売などはできますか?
(ク)基本的に、VOCALOID 2で生成されたオリジナル・ソング(音楽作品)は、ユーザー様の名義の作品として公開/販売して頂いて問題ありません。ただ、「初音ミク」や「VOCALOID」がアーティスト名そのものである場合は問題となる事があります。また、公序良俗に反する歌詞は禁止されております。他にも VOCALOIDの使用許諾は、少々複雑な文言が記載されておりますが、VOCALOIDに声を提供して下さった方の権利や、音声合成テクノロジーが犯罪などに使われないように保護するために必要なものなので、ご了承下さい。詳しくは弊社のサポート部門(mpsupport@crypton.co.jp)までお問い合わせていただければ幸いです。
著作権も気になりましたが、多くの音源ソフトと同じ扱いですね。
それにしても
「公序良俗に反する歌詞は禁止」
さもありなんw
更に追記:
初音ミクのデザインはこの絵師さま。
KEI画廊 - ケイガロウ
アンテナ入り♪
更に想い出したけど、と〜ころで、Y○MAH×で当のDXとかやっていた某先輩の所在をどなたか知らんかしら。^^;
たしか、SF研所属でしたよね。