ワーグナー

楽劇「トリスタンとイゾルデ」より第1幕への前奏曲と第3幕第3場終曲「イゾルデの愛の死」

死んで結ばれる永遠の愛への憧れは船が運ぶのだ この曲を境に後期ロマン派が始まったといっても過言ではない。ワーグナーが開いた解決しない和声・無調音楽への扉。これ以降の古今東西の作曲家はこの曲の甘く官能的で恍惚たる破壊的魔力にとらわれて、古典的…

楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲

高揚感の極限的恍惚だわさ おはつのワーグナー。一番好きなのは「トリスタンとイゾルデ」なのだが今日は次いで好きなこいつをとりあげるのだ。 ご存じの通り第三帝国のテーマソングみたいになっちゃたけど、どうということはないドイツのナショナリズムとい…