第5番

豊富な叙情的メロディの数では随一!

チャイコフスキーでは「悲愴」が評価高いようですが、fismajar的にはこちら第5番のほうが萌!1楽章の暗く憂鬱な運命動機のイントロは「悲愴」よりも旋律的で寒く凍ったロシアの大地を想像させてくれるし、続く第一主題はうつろな感じと妙に軽やかな感じと移り変わりとその対比が面白い。第二主題は憧れに満ちた情熱あふれていて恍惚感たっぷり!しかし第2楽章はもうダントツの恍惚楽章!アンダンテでたっぷりとほんとうにたっぷりと時間をかけてホルンの素晴らしくリリカルなメロディーで最高っす!!(此処を聴くためにはやはり第1楽章を最後まで聴いた後ではなくてはならず暗鬱極まる最後を聴いた後此処にいたって最高に恍惚になれますな!)そういや昔、fl吹きのゴールウェーが此処だけ取り出してレコーディングしてましたねぇ〓。続く第2主題も流麗で高揚感タップリで美しい。この音楽はチャイコフスキー屈指の傑作ですよ!恍惚ゥ〓!!3楽章はワルツ!チャーミングです。可愛らしいくてこれは萌って感じっす。そして大団円の4楽章!もう堂々たる輝かしいフィナーレ!これはこれで爽快感溢れており力強さ、最後の強烈な盛り上がり方は立ち上がって胸張って大通りを両腕ぐるぐる回しながら練り歩きたくなります。実は心でそんな想いをうちに秘めながらこの曲を脳内再生しつつ歩ったりもしたり(^_^)
私は、これで力をもらって元気よくなることが多々あるのでした!

名古屋フィルとコバケンの最後のサントリーホール公演をライブで聴いてアンコールで4楽章をやられたときは「うげっ!」とやられました!
感動しました!!チェコフィルとのこちらも熱演で好きです。