「まぐろ土佐船」

ニートさんの見た遠洋漁業

ずいぶん前に読んだので、実はこの本手元にないのだけど。
なかなか面白く読めました。船などの専門家が書いたわけではない、むしろ一般庶民に近い感覚の持ち主が浮かぶ独房「マグロ船」に乗るとこういった変わり種の読み物が読めるという点で評価してます。
良い意味で文章から船や海への思い入れが感じられなくて、淡々としているけれど、”なにかわからんが熱い情熱”を感じてそれを素直な口調で書いているのが、賞をもらった一つの理由だろうナァ。
”なにかわからんが熱い情熱”を見つけて形にすると人が感動する大変見本になる例だと思うぞ!
映画化されてDVDや漫画もあるし。こちらは未見ですけど。

まぐろ土佐船

まぐろ土佐船