ノンフィクション

雑誌「丸」当月号(09/4月号)より新見志郎氏「遠き祖国」連載開始!

HP三脚檣の新見志郎先生の新連載「第一次大戦「ドイツ東洋艦隊」の航跡〜遠き祖国〜」*1 が今月号の丸で始まりました。 WW1、シュぺー率いるドイツ東洋艦隊の本国帰還への航海、そしてそれを執拗に追い、殲滅を計らんとする英国艦隊の手に汗握るお話。 本当…

WW1最大軍艦「英独仮装巡洋艦」の決闘

雑誌「丸」2008年8月号P119より 三脚檣の新見志郎氏の記事です。あぅー、記事にするのを忘れていました。もう、9月号が発売されるじゃないか><バックナンバーでも読めます(^^;※追記、高木宏之氏の「秘蔵フォトで見る弩級艦クロニカル14 麗…

船の歴史文化図鑑

Sailing Navyさん経由で。 こんな本がでるそうな。 船の歴史文化図鑑作者: ブライアン・レイヴァリ,増田義郎,武井摩利出版社/メーカー: 悠書館発売日: 2007/08/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (3件) を見るほしいが、高い…

「エドワード・エルガー 希望と栄光の国」 水越健一著

エルガー本としては唯一無二の和製資料では たまたまエルガーの第2交響曲の調べ物をしていて、こちらを 楽天が運営するポータルサイト : 【インフォシーク】Infoseek 久しぶりに巡回したらば、あらアマゾンに出ていて(以前購入を迷ったときアマゾンは売り…

「ヴィクトリア朝の<a class="okeyword" href="g:mokei:keyword:アリス">アリス</a>たち」(ルイスキャロル写真集)高橋康也

ターシャおばあさんが愛するヴィクトリア朝美少女達の幻影 ルイス・キャロルは数学者でもあり発明家でもあったが写真家でもありこの写真集はそんな彼の残した写真を集めたモノである。 タイトル通り19世紀末の英国の少女たちのなんというか儚いモノクロの…

「召使いたちの大英帝国」小林章夫著

もう一冊。 こちらは文章が主で小さなカットが多い。でもこれも上と同じくらい面白かった。 特にスウィフトの『召使いへの忠告』の抜粋の紹介や5章の「貞操の危機」の項はむふふでありました。 小林氏は特に豊富な英文資料からの研究なので、ようような数値…

図解「メイド」 池上良太著

めいどさんめいどさん♪ これわなかなか良書に巡り会ったのだった。 それにしても軍事関係と一緒に並んでいるアタリ(^^; メイドぶーむだからと言うわけではないだろうが、いわゆる貴族・上流階級の生活と使用人の風俗的研究としてビジュアル的にも綺麗に…

「まぐろ土佐船」

ニートさんの見た遠洋漁業? ずいぶん前に読んだので、実はこの本手元にないのだけど。 なかなか面白く読めました。船などの専門家が書いたわけではない、むしろ一般庶民に近い感覚の持ち主が浮かぶ独房「マグロ船」に乗るとこういった変わり種の読み物が読…

「トラファルガル海戦」ジョン・テレン著 石島春夫訳

まさにT200の為に再出版されたトラファルガー海戦(本ブログではトラファルガルではなくトラファルガーを用います。 トラファルガー海戦のほとんど全てのエピソードを網羅した数ある関連書籍でも最良の書!ただ、訳については良きも悪きも淡々と修飾無い…

「図説・英国の帆船軍艦」ジェイムズ・ドッズ、ジェイムズ・ムーア共著 訳:渡辺修治

和訳されているおそらく唯一の戦列艦(実物)の作り方 原書房はミリタリー関係の良書を良く刊行するが、この本は18世紀のイギリスでの戦列艦の造艦を当時の図面・施工状況などをわかりやすく端的に著していて、読んでいるだけで当時の造船技術を理解するこ…

「戦艦大和復元プロジェクト」戸高一成

相次いで発刊される戦艦「大和」もの 今年は戦艦大和が密かに盛り上がりを見せそうだ。誰もがその名を聞いたことがあるであろう、第2次世界大戦に建造された世界一大きな軍艦であり当時の最高技術を駆使して作り上げられた兵器。しかし、時代は大艦巨砲主義…

「マーラー」作曲家○人と作品シリーズ 村井 翔 著

これだけは紹介したい本と思うので。。。 G・マーラーを日本人が書いた伝記ものはいまいち読みに食い足らない感じを受けるもので、最初あまり気にもしなかったのだが、立ち読みしていたら、「こりゃ今まで読んだ本とは違うぞ!」って、読みながらレジに向か…