リサーチの覚書
キットのアウトラインは極めて正確であるが、
1)飛行甲板は裏側のガイドに沿って切ると2mmくらい短くなった。
2)1)に関わるが、前部の飛行甲板支柱はキットの位置より2mm前よりである。
3)飛行甲板両舷の作業員待避所らしいものは、もっと幅が狭いと思われるが、その幅は不明。1.5mmほど?
4)飛行甲板の前部は前端部より23.5mmまで台形に鉄板のまま。
5)エレベーターは前後で大きさが逆。軸線方向に長さ*幅として前17.1mm*18.5mm 後18.5mm*17.1
6)飛行甲板と格納庫側壁は面一。
7)煙突は格納庫側壁からまっすぐで湾曲部はほとんど無い。また、取り付け位置は、飛行甲板直下でキットの位置より若干後ろ。下端にステーがあるようだが詳細不明。ラティス状の簡易な物と思われるが。。
8)上甲板の艦橋直下の張り出しは、キットの物では幅が狭すぎ。概ね3mm。
9)プロムナードデッキの張り出しは、煙突より前にある機銃台と方位測定室の間が始まりで、概ね客船春日丸時代のその位置と同一。後端は、張り出し部分をプロムナードデッキの最後端部まで延長、概ね131mmある。さらに後端部ではエレベータのあるへこみへ向かってアールをつけて小さく2重に成っていると思われる。まぎらわしいのは、文献でプロムナードデッキを10m延長したとか諸説があるけど、早い話、プロムナードデッキは出っ張っている部分だけではなくその前後に船体に面一の部分もあるので、そこから延長したと言うことだけであって、張り出し部分はそれなりに加工されていたという感じか。
10)後部エレベーターはキットの状態でほぼ正解。艦尾側が防火幕で覆うようになった開放式であることのでほぼ全面開放さえているように見える。
「日本の航空母艦」p76一般配置図と例の写真はほぼ一致してそれを物語っているか。

はい、この辺でCMです。



to be continued...