「氷川丸譚詩」目次

滅し難きものに捧げる

「氷川丸譚詩」

※下記、タイトルより各エントリーへ飛びます。

第1篇「微睡む氷川丸」
第2篇「舞う氷川丸」
第3篇「立ち向かう氷川丸」
第4篇「華やかなりし氷川丸」
第5篇「夢はこぶ氷川丸」
第6篇「白衣の氷川丸」
第7篇「闘う氷川丸」
第8篇「残照の氷川丸」
第9篇「不屈の氷川丸」
第10篇「待望の氷川丸」
第11篇「誇り高き氷川丸」







美しい船は数あれど美人薄命の通り多くの艦船はいつか道具としての価値を亡くし消えゆくものです。
どんなに素晴らしい道具であっても技術の進歩や人の生活変化あるいは自然の猛威・摂理に従い、
生まれて使われ廃れて忘れ去られて行くことは、決して必要以上に気にすることではないかもしれません。

しかし、もし、奇蹟によって唯一無二の存在になってしまった道具があれば、それはその本来の役割の上に
我々が ここまでどうやって生まれ育ち生きてきたかを如実に証明する碑とならざるえないものでしょう。

そのような意味で、人間が作り出したもっとも美しい道具であり、日本においては大きさとしても恐らく最大級であり、
その幾多の紆余曲折の果てに存在すら危なかったにもかかわらず多くの人々に愛されて、76年存在し続けてきた一隻の貴婦人「氷川丸」。

その彼女に捧げる物語を中世の詩人になったつもりで拙い絵と散文で綴りました。
恥ずかしながら どうぞ、氷川丸の運命にすこしでも共感して頂ければ、本望でございます。

【お詫びと注意】
限定期間ですがしばらくこの目次を含めて12ページ分を一度に表示させることにしました。念のため「氷川丸譚詩」と書かれた部分をクリックし再読込して下さい。但しブログへの順次掲載のため、その性格上それぞれのページは逆順になってしまいます。お手数ですが、いったん一番下までスクロールし、上へ上へと読み進んで頂ければ幸いです。また、この目次はそれぞれへのリンクとなっていますので、お時間が有る場合は、そこから一枚一枚を御覧頂くのも一興かと想います。ただし、目次へはブラウザの戻るボタンでお願いします。
重ねてお手数をお掛けさせることを深くお詫び致します。
※現在は通常の7日表示に戻しております。m(_ _)m
fismajarこと縹渺ミノル