協奏曲
分厚い音響ですけど、なぜかリリカル。 ホルン協奏曲と言えば、何と言ってもモーツァルトの4つの作品にとどめを刺すと思うけど、スウェーデンの知られざる作曲家アッテルベリKURT ATTERBERG (1887-1974)のそれは、大変ロマティックでリリカル。そして雄大な…
小さな小さな佳品 ピエルネ38歳1901年の作品でベルギーのハーピニスト、アルフォンス・J・アッセルマンの為に書かれたもの。単一楽章15分ほどのコンパクトでラプソディックな美しい小協奏曲。ピエルネのロマンティシズム溢れる音楽はハープにふさわ…
コンパクトながらチャーミングな名曲! ラヴェルのピアコンならこのト長調と左手のと二つあるわけだが、fismajar的にはどちらかというとト長調のもののほうが、恍惚要素が多さで軍配をこちらに上げる。 ムチの一打ちで可愛らしく始まる1楽章は、おもちゃの…
一人の少女の死に捧げられたレクイエム?。。。。 例のオペラ「ルル」を仕上げつつあった頃、ヴァイオリニスト ルイス・クラスナーからヴァイオリン協奏曲の依頼を受けて作曲。1935年冬2月の話、折しもナチスが台頭、第2次世界大戦への暗い影がヨーロ…
陰鬱たる冷たい肌触りのピアノ協奏曲はいかが? プロコフィエフって、技巧が勝ってしまってfismajarのなかでは、ソ連(ロシア)のR.シュトラウスってイメージ。でも、この曲は大衆に媚びていない真剣な表情の音楽で、見た目の華やかさは全然無いけど、落ち…